引退を表明したジ・アンダーテイカーの魅力
よくプロレスラーの登場を、キャラクターが突出していると「入場」以外の独特の言葉で表現されることがありますよね。有名なところで言うと、グレート・ムタの「見参」なんかがそれにあたると思います。









The Undertaker’s 20 greatest moments - WWE Top 10 Special Edition
やっぱり何度見てもゾクゾクワクワクさせてくれますね。1998年に十字架を模したテイカーマークに相手を磔(はりつけ)にしたのもすごかったし、この動画の中には無かったですが、スーパーヒーローのハルク・ホーガンをバイクで引きずり回したのも衝撃的でした。
こんな度肝を抜かれる演出に目が行きがちなんですが、テイカーはプロレス技術も本当に素晴らしく、数々の名勝負を量産してくれています。まず注目すべきはその恵まれた体格と身体能力。身長はおよそ210cm、体重も140kgほどあるにも関わらず、トップロープの上を歩いて高い所からチョップを振り下ろしたり(技名:オールドスクール)、助走をつけてノータッチでそのまま場外にダイブしちゃったり。その巨体から想像がつかないようなスピードと技術を魅せてくれます。The @undertaker took @HulkHogan for a wild ride on this day in 2002! #WWERaw #TheLastRide pic.twitter.com/Y2xDnSYm4P
— WWE Network (@WWENetwork) May 13, 2020





また、相手の体をしっかりとホールドして自身の体重をしっかりと乗せるツームストン・パイルドライバーは、本当に文句なしの重たい一撃。すごい衝撃と共にリングに突き刺さります。"Check out the ELEVATION and listen to the IMPACT!!"
— WWE Network (@WWENetwork) May 4, 2020
Undertaker: The Last Ride, the unprecedented limited-series event, premieres THIS SUNDAY on WWE Network. pic.twitter.com/oTJI6UhjCL








色々と紹介してきましたが、最後に今年の<レッスルマニア>で行われたAJスタイルズとの歴史的名勝負をダイジェストでご覧頂きたいと思います。試合前からAJの墓石まで作っていたテイカーに挑発のスケールの違いを見せつけられましたが、コロナの影響もあり配信のみで行われた当日の試合も、見ているみんなが「え? ハリウッド映画ですか?」と思ってしまうほど、すごい演出クオリティーと試合内容でした。アンダーテイカーの引退が報じられて以降、ゴーーーン、ゴーーーンと鐘が鳴るテイカーの入場曲をアラームにして、できるだけこうやって起きるようにしてる。 pic.twitter.com/XGK3B0K9nk
— ダゼー・ファンク Jr. (@dazeyfunkJr) June 25, 2020

Recapping WrestleMania’s Boneyard Match: Undertaker: The Last Ride
いかがでしたでしょうか。御歳55歳とは思えない、素晴らしい試合内容でしたね。AJが生き埋めにされてしまった衝撃の光景は一気に話題となり、チャーハンにまでしてしまった素敵なツイートも見つけました(笑)。

昼ごはんを AJチャーハンにしてみた。 #WrestleMania #自粛生活 pic.twitter.com/1iu0YTjg4h
— mio・R