抜群のスタイルで魅了する華村あすかが『旬撮GIRL Vol.8』で妄想グラビア撮に挑戦!
今回華村あすかとタッグを組んだのは、『愛がなんだ』、『mellow』、『his』などのメガホンを取る映画監督・今泉力哉。「~深夜バイトの帰り道、彼女の家まで送った僕は…~」をテーマに書き下ろしのシナリオを執筆している。果たしてどんなグラビアページに仕上がっているのか、期待値は高まるばかりだ! さらに特別に、今泉力哉監督執筆のシナリオも公開! 見るものの妄想を駆り立てる本作をぜひ手に入れてほしい!

・撮影テーマ:華村あすか:~深夜バイトの帰り道、彼女の家まで送った僕は…~ 【作家】今泉力哉■シナリオ本文同僚、といってもこの潰れかけの小さなレンタルビデオ店には、店長と俺と彼女しか働いていない。なぜこんなに美しい人がこんな店でアルバイトを始めたのか、店長に聞いても「映画が好きなんだとさ」としか教えてくれなかった。そんな店長も行方不明になってはや3週間が経とうとしていた。「何か事件に巻き込まれたんじゃないですかね? 今日、ひとりで帰るのちょっと無理かもです」 彼女は基本早番で、どんなに遅くても20時には上がっていた。しかし、今日は店長不在の棚卸し。時計は23時を回っていた。「家まで送りましょうか?」 彼女の家は意外と遠く、少し後悔していた。靴底が減るな、などと考えながら、彼女に前から知りたかったことを聞いた。どうしてウチなんかで働き始めたのか、と。「えー、それは本人には言えないですぅ」 一切モテたことのない俺は一瞬、意味がわからなかったが、どうやら俺が目的で働きだしたらしい。マジかよ。ごめん。さっきの全部嘘。少し背の高い俺の視界から見える胸元。香水、というか、いやもうなんですか、この綺麗な女性特有の匂いは。体臭、え、これが体臭? そういったものでおかしくならないために、汚い靴底のことを考えていただけです。彼女の家は、ビデオ店バイトとはあまりにも不釣り合いな立派なオートロックのマンションだった。「なーんだ。ここなら安全じゃん」 あ、じゃん、とか言ってしまった、年甲斐もなく。すると彼女は私の耳元で「かわいい」と呟いた。「帰るなんて言わないですよね? 実はオートロックも玄関の鍵も全部ぶっ壊れてるんです。誰でも入れちゃうの。ぶっ壊れてるから。今日は朝まで一緒に飲みましょ。日本酒があるの。越乃寒梅。お中元でもらったやつ。私、店長みたいに消えたくない。お願い!」 もしかしてこの女、店長の失踪に関わっているのか……? その瞬間、不思議なことに俺の中には、恐怖心ではなく嫉妬心が芽生えていた。なんなら俺も消してもらいたい。減った靴底みたいに。俺は靴を脱いだ。ん、と吐息交じりに彼女が屈み、その靴を揃えた。
今泉力哉
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旬撮GIRL Vol.8

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