David Byrneとスパイク・リー監督のコラボ映画『アメリカン・ユートピア』が日本公開決定
本映画の原案となったのは、2018年にデイヴィッド・バーンが発表したアルバム『アメリカン・ユートピア』。同作のワールドツアー後、2019年秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台が始まり、その斬新な内容が大きな話題に。映像化の可能性を考えたデイヴィッド・バーンがスパイク・リーに声をかけたことで、制作がスタートした。
映像では冒頭、プラスティックの脳を持ったデイヴィッド・バーンが登場し、人間の脳の進化について語り始める。「人間の脳は成長と共に衰えていく」といった衝撃な研究結果について話を始めるバーン。彼はショーを通じて、現代のさまざまな問題について問いかける。コミュニケーションの大切さ、選挙の重要性、人種問題など、混迷の時代を生きる現代人の意識をゆさぶる物語が語られる。
またバーンは今回の舞台において、意識的に何もない空間を選び、新たな仲間である11人のミュージシャンやダンサーと舞台の上を縦横無尽に動きまわる。彼らは様々な国籍を持っており、クライマックスではブラック・ライヴズ・マターを訴えるプロテスト・ソング、ジャネール・モネイ(Janelle Monae)の“Hell You Talmbout”を熱唱する。さらに、アルバム『アメリカン・ユートピア』からは5曲、トーキング・ヘッズ時代の代表曲から9曲が選ばれ、計21曲が演奏される。
そしてパントマイムや前衛パフォーマンスの要素も取り入れた振り付けを担当したのは、過去にもバーンの舞台を手がけたアニー・B・パーソン。プロダクション・コンサルタントはバーン一家のアレックス・ティムバース、撮影監督は『サマー・オブ・サム』でもリーと組んでいたエレン・クラスが担当している。





また、予告編ではステージングの一部が公開されている。
なお、本作の字幕監修はブロードキャスターのピーター・バラカンが務めている。ドキュメンタリーでもなく記録映画でもない、新たなスタイルのライブ映画に是非期待してほしい。
映画『アメリカン・ユートピア』予告 2021年5月7日(金)全国公開!
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アメリカン・ユートピア

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