ドイツメディア『TRIBUNA.COM』は21日、同国2部ケルンに所属する元U-21ドイツ代表FWティム・レンペールが、今月11日に不祥事に巻き込まれていたと報じた。報道によると、同選手は泥酔状態で喧嘩に関わり、鼻の骨を折るケガを負ったという。

さらに、クラブはこの事実を知った上で先週18日に行われたカイザースラウテルン戦(4-0勝利)のメンバーに入り、後半26分から途中出場している。

ケルンのフリートヘルム・フンケル監督は、レンペールが深く反省していたことを理由に、出場停止にはしなかったのだそうだ。

ケルンの背番号19は、インスタグラムでファンに向けてメッセージを発信し、自らの過ちを公開していると明かした。

「まず最初に、自分のプロらしくない行動を心から謝罪します。プロサッカー選手であり、信仰を持つ者として、自分の模範となるべき立場を軽視していました。カイザースラウテルン戦のような大きな試合の前に、不安を引き起こす可能性があるとは思いいたりませんでした。本当に申し訳なく思っていますし、自分の行動で多くの方を失望させてしまったことを痛感しています」とコメント。

ただ、レンペールは報道された内容は、事実と異なる部分もあると言う。

同選手は「はっきりさせておきたいのは、私は攻撃された側であり、先週の報道の多くは事実と異なっています」と釈明した。

なお、レンペールは今季限りでケルンを退団し、同国1部ホッフェンハイムへ移籍することが確実視されている。

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