
20日にアメリカで開幕を迎えるコパ・アメリカ2024。今回は北中米も加えて16チーム規模で行われ、2026年ワールドカップのプレ大会としての位置づけを持っている。
今回は『Planet Football』から「コパ・アメリカ2024で最も注目すべき5名の新進気鋭のプレーヤー」をご紹介する。
ケンドリー・パエス
代表:エクアドル
年齢:17歳
所属クラブ:インデペンディエンテ・デル・バジェ(チェルシー加入が内定)
2007年生まれのケンドリー・パエスは、5月に17歳の誕生日を迎えたばかり。しかしエクアドル代表ではAチームの常連であり、すでに8試合でプレー。ボリビア戦では初ゴールを決めており、南米予選史上最年少の得点者にもなった。
足元の技術に優れたアタッカーであり、ボールコントロールやドリブル、クロスのクオリティは抜群。2025年の夏にはチェルシーに加入することが決まっている。
サンティアゴ・ヒメネス

代表:メキシコ
年齢:23歳
所属クラブ:フェイエノールト
今季上田綺世とポジションを争ったメキシコ代表ストライカー。23歳という年齢はもう若手とは言えないかもしれないが、今ヨーロッパで最もビッグクラブの注目を集める選手の一人だ。
今季はフェイエノールトで26ゴール8アシストを記録し、メキシコのレギュラーとして臨むこのコパ・アメリカ。活躍次第では世界最高峰のクラブに移籍できるかもしれない。
ダリオ・オソリオ

代表:チリ
年齢:20歳
所属クラブ:ミッテュラン
鈴木唯人がプレーするブロンビーを抑えてリーグ優勝を果たしたミッテュラン。そこでプレーしているダリオ・オソリオは、昨年ウニベルシダ・デ・チリからデンマークに渡った選手だ。
サイドエリアから鋭いドリブルやキラーパスを送ることができ、チームの攻撃に勢いを与える。2022年に日本で行われたキリンカップでチリ代表にデビューし、今年フランス代表との親善試合で初ゴールを奪取した。
エンドリッキ

代表:ブラジル
年齢:17歳
所属クラブ:パウメイラス(レアル・マドリー加入が決定)
この夏にレアル・マドリーへの合流が決まっているブラジルの新たな天才FWエンドリッキ。10代にしてパウメイラスのレギュラーポジションを獲得し、アンダーの代表チームでゴールを量産。
さらに3月のイングランド代表戦とスペイン代表戦でゴールを奪取。ブラジル代表において17歳以下で2試合連続得点を決めた選手はあのペレ以来であったという。
ジョン・デュラン

代表:コロンビア
年齢:20歳
所属クラブ:アストン・ヴィラ
すでにイングランド・プレミアリーグでプレーしている彼は新顔ではないかもしれないが、まだその溢れんばかりの才能を発揮できてはいない。このコパ・アメリカで大ブレイクする可能性を秘めた天才だ。
今季のアストン・ヴィラでは3回しか先発出場がない中で92分毎にゴールを決め、数少ないチャンスで輝きを見せた。エネルギー、技術、得点力を兼ね備えた粗削りなストライカーに注目だ。