【プロ野球 2025年・ルーキー通信簿/読売ジャイアンツ編】 石塚裕惺、浦田俊輔らが終盤に存在感

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阿部慎之助監督が連覇を目指した読売ジャイアンツは、2024年のドラフト会議で支配下5名、育成6名の計11選手を指名し、次世代を担う若手選手と共に連覇を目指したが、阪神タイガースに及ばず。2025年のペナントレースは3位に終わった。


2026年に2年目の飛躍を目指す選手たちのルーキーシーズンを振り返る。



ドラ1石塚裕惺は終盤に一軍デビュー 一時輝きを放った荒巻悠も伸び悩み



2024年のドラフトで指名した5人のうち4人が1年目で一軍デビューをしたジャイアンツ。



ドラフト1位・石塚裕惺は、9月14日に一軍昇格。それまでファームで打率.325、3本塁打、23打点と潜在能力の高さを示した。中でも印象深かったのは、7月10日のファイターズ戦。イースタン第1号を含む3安打2打点と活躍した試合で、桑田真澄二軍監督が3安打目となったライト前ヒットを「あのライト前に価値がある。あごが上がったり、体が開いたりしやすいところをしっかり打てるところは評価できる。素晴らしい野球センスと野球脳」と唸ったほどだ。一軍では、9試合で打率.111で、ヒットはプロ初安打の1本のみ。通信簿の評価対象となる出場10試合以上をクリアできず、評価対象外だが、今後が楽しみな選手に違いない。



即戦力として期待された大卒組で一時気を吐いたのがドラフト3位の荒巻悠。4月に一軍昇格を果たした際は結果を残せず6日の帯同に終わったが、6月19日に再昇格を果たすと、7月9日のドラゴンズ戦で同学年の髙橋宏斗からプロ初本塁打。この試合では自身初となる猛打賞も記録。

岡本和真が離脱中だったこともあり、レギュラー争いに加わるかと思われたが、打撃で結果が残せず。8月11日の試合を最後にファーム再調整となり、その後一軍に上がることはなかった。結果として31試合で打率.296、1本塁打、1打点。通信簿は「C」となった。



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シーズン終盤に存在感を示したドラフト2位の浦田選手。 写真:共同通信



開幕一軍入りをはたしたドラフト2位・浦田俊輔も通信簿は「C」。22試合で打率.202.、本塁打はなく打点は4だった。九州産業大学時代は遊撃手のレギュラーとして4季連続のリーグ優勝に貢献。2季連続の最優秀選手賞と5季連続のベストナインを受賞。大学通算37盗塁で3度の盗塁王を獲得した俊足も1年目はプロの世界で生かすことができず。



来季以降の奮起に期待が寄せられる。浦田といえば学生時代からプロになった今もバッティンググローブとして使用しているのがワークマンで購入している作業用具メーカー・ペンギンエースジャパンの作業用手袋「ノンスリップライト」。

自身のInstagramでメーカーから特注品を支給されたことを報告している。他人とは異なるこだわりの逸品を相棒にプロの世界で異色の輝きを放ちたい。



ドラフト5位の宮原駿介は8月16日に一軍昇格。同日のタイガース戦で一軍デビューを果たし1回を投げて無失点でマウンドを降りた。その後もビハインドゲームなどでの登板が多くなったが、14試合で2ホールドを記録。



対左打者の被打率は.136と抑えているが、対右打者は.281と課題が残る。ここが改善でいれば、左のリリーバーとしての地位を確立できるはずだ。



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画像: 写真:共同通信

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2024年 読売ジャイアンツ 新人選手指名一覧



[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]



※1巡目(第1回): 金丸夢斗投手で中日、横浜DeNA、阪神と重複、抽選で外れる
※1巡目(第2回): 埼玉西武と重複、抽選で確定



2024年 読売ジャイアンツ 育成選手指名一覧



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構成/Baseball Times 文/高橋健二

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