25歳にしてプロテニス界からの引退を宣言した女子選手が話題になっている。
ウィンブルドン選手権で準々決勝に勝ち進んだこともあるデスタニー・アイアヴァだ。
彼女はサモア系ニュージーランド人の父とサモア出身の母のもと、オーストラリアで生まれた。
2017年には16歳で全豪オープンに出場し、太平洋諸島系の選手としてグランドスラム大会の最年少出場記録を更新。また、全米オープンに出場した初のサモア系選手にもなった。
先月、彼女は突然、今シーズン限りでの引退を宣言。テニス界は「人種差別的で、女性蔑視的で、同性愛嫌悪的で、型にはまらない者すべてに敵対的」などとSNSに書き綴った。
「コート上で『サル』や『トランスジェンダー』と呼ばれてきた」と明かしたこともあるアイアヴァは、『Clay』のインタビューでこう語っている。
「(なぜ引退を決めたのか)このスポーツを楽しんだことは一度もない。楽しかったのは、それに付随するいいことがあったことだけ。毎日起きて、自分の仕事を嫌い、嘘をついているような人生を送るのはもったいない。
(テニス界では)お互いにいがみ合っている、特に女子選手は。私たち(女子選手)は男子選手のような切り替えの仕方があまり分からない。男子選手はコート上で何かあっても、10分後にはロッカールームでジョークを言い合っている。
(サモア系オーストラリア人選手としての経験は)白人が大多数のこのスポーツにおいて、非白人の女性としては最初から大変だった。肌の色ゆえに、このスポーツに居場所を感じたことは一度もない。常に厳しいのが現実。たとえ、女性でなくても、肌の色が茶色だったり、アジア人や黒人であれば大変になる。ネット上の誹謗中傷や試合中の野次など、引退表明に至った要因は数えきれない。
(人種差別の例は)子供の頃、トーナメントにはテニス狂の親たちがいて、彼らはためらうことなく私を『男』や『猿』と呼んだ。
(女子選手のロッカールームでは?)そんなことはなかった。彼女たち(女子選手たち)は誰もが陰で悪口を言うから。それが敵対的な雰囲気を生み出す原因。みんな陰では悪口を言いながら、すれ違う時には作り笑いをする。
また、彼女は「このスポーツではあまり充実感を感じられなかった。とても孤独だった。個人競技だし、お金もかかる。他のことに挑戦して本当に好きなことを見つける方が私には理にかなっている」とも話していた。
筆者:井上大輔(編集部)

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