日本はアジア大会でU-21世代を抜擢か…韓国メディアは「韓国にとって追い風」と報道

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来年9月から愛知県で開催されるアジア大会。



同大会での年齢構成を巡り、日本の方針が韓国で大きな関心を集めている。



韓国メディア『STARNEWS』は24日、来年のアジア大会の開催国である日本が、大会基準年齢であるU-23ではなく、2歳下のU-21代表で臨む方針を固めたことを「韓国にとって追い風になり得る動き」として報じた。



同メディアによると、日本サッカー協会は2028年ロサンゼルス五輪を長期目標に据え、U-21世代を軸に経験を積ませる育成路線を継続。U-21代表は来年1月のAFC U-23アジアカップを皮切りに、海外遠征の強化試合、そして9月のアジア大会にも出場する計画だという。



日本は過去のアジア大会でも同様にU-21代表を送り込み、五輪を見据えた強化を優先してきた。



一方で『STARNEWS』は、この決断が韓国代表にとっては金メダル獲得、ひいては兵役特例を狙う上で有利に働く可能性があると指摘する。



韓国はアジア大会で優勝すれば選手に兵役特例が与えられるため、大会の位置づけが極めて重要だ。



実際、近年の大会ではソン・フンミンやイ・ガンインらが金メダル獲得をきっかけに欧州でのキャリアを安定させてきた。



もっとも、日本はU-21編成でも直近2大会連続で決勝に進出しており、決して侮れない存在だとも伝えている。



開催国としての地の利も踏まえ、韓国はより周到な準備が必要になるというのが現地の見方だ。



韓国のU-23代表世代の有望株には、今季トッテナムからイングランド2部のポーツマスに期限付き移籍しているFWヤン・ミンヒョクやイングランド2部ストークで背番号10を背負うMFペ・ジュノらA代表クラスの選手が復数人いる。



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日本の育成重視の選択が、結果的に大会の勢力図や韓国人選手のキャリアにどのような影響を及ぼすのか、日韓両国から視線が注がれている。



筆者:江島耕太郎(編集部)

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