
昨シーズン、クラブの悲願だったUEFAチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げたPSG。
スペイン人のルイス・エンリケ監督は、エースFWウスマヌ・デンベレに守備意識を植え付けるなどしてチームを高みに導いた。
欧州王者になったPSGは、今シーズンのリーグアン開幕4連勝と好調。
14日の第4節RCランス戦にも2-0で勝利したが、ルイス・エンリケ監督の行動が話題になっている。
ホームであるパルク・デプランスで行われた一戦で、前半はベンチではなくスタンドから試合を見守っていたのだ。
『LeParisien』によれば、ルイス・エンリケ監督は、ヘッドセットを装着して、ピッチサイドにいるアシスタントコーチらと連絡をとっていたそう。
後半からは普段通りベンチに戻った指揮官は、その理由をこう説明していた。
「スタッフたちとパフォーマンス向上について長い間考えてきた。ラグビーのコーチたちが違った視点でチームを見ているのを目にした。
前半をスタンドから見たが、素晴らしかったね!全てをコントロールできるので、今までと違う。将来的に活用できる興味深い選択肢だと思う。
ピッチ上で誰がよかったかが見えるから完璧な議論ができる。多くの情報を得られるし、いいことだと思う。後半は普通に見た」
ラグビーのヘッドコーチはスタンドから試合を見ながら、機器を通じてスタッフとコミュニケーションをとり合う。
なお、ルイス・エンリケ監督は左腕を三角巾で吊っていたが、自転車事故で骨折した個所を手術したため。