2013年に川崎フロンターレへ移籍して以降、Jリーグで長くプレーしている37歳のブラジル人FWパトリック。
ヴァンフォーレ甲府やガンバ大阪、サンフレッチェ広島、京都サンガF.C.、名古屋グランパスで活躍し、ガンバ時代の2014シーズンにはチームの3冠に貢献するとともに自身も初のベストイレブンを受賞している。
今季からJ3のツエーゲン金沢へ加わったパトリックは、ここまで25試合7ゴールを記録。また、日本語の習得に熱心に取り組んでいることでも有名で、26日には以下のような投稿をXに行っていた。
「息子のフェリペはナショナルトレセン選ばれて非常に誇りに思います。自分はプロサッカー選手になるのは簡単な事じゃないことはわかっていますがフェリペの取り組む姿勢を毎日見れていて本当に嬉しいです。素晴らしいプロサッカー選手になるためのサポートをいつでもしていきます!」
なんと、息子のフェリペくんが日本サッカー協会(JFA)のナショナルトレセンに選出されたとのこと!
ナショナルトレーニングセンター制度、通称トレセンとは、「日本サッカーの強化、発展のため、将来日本代表選手となる優秀な素材を発掘し、良い環境、良い指導を与えること」を目的に始まった制度。ナショナルトレセンはその最上位に位置する。
25日にJFAから発表された「2025ナショナルトレセンU-14中期(10/2~5)メンバー」には、確かにツエーゲン金沢U-15に所属するオリベイラ・フェリペの名前が。どうやら14歳で184cmの長身を誇るフィールドプレーヤーのようだ。
身長187cmのストライカーである父親譲りのポテンシャルを秘めている様子。パトリックは日本国籍の取得を目指していることをたびたび明かしており、“2世”の成長も注目される。