天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会は11日、47都道府県代表がすべて決定した。
沖縄では、タイムス杯争奪OFA第30回沖縄県サッカー選手権大会(天皇杯県予選)の決勝が沖縄県総合運動公園陸上競技場で行われ、沖縄SVがFC琉球に延長戦の末1-0で勝利。
後半に退場者を出した沖縄SVだったが、スコアレスで迎えた108分、加入2年目のFW有田朱里が自身で獲得したPKを決めて先制。この1点を守り抜いた沖縄SVが、昨年に続きFC琉球とのダービーマッチを制している。
FC琉球はJ3、沖縄SVはJFLであるため、いわゆる“ジャイアントキリング”の結果。しかし現状の順位はFC琉球の18位に対し、沖縄SVが3位であり勢いの差が出た格好だ。
元日本代表の高原直泰氏がオーナーを務めることでも知られる沖縄SVは、5月25日(日)の天皇杯1回戦、同じJFL所属で現在2位のヴェルスパ大分とホームの沖縄県総合運動公園陸上競技場で対戦。
この試合に勝利すれば、2回戦ではJ1のアビスパ福岡とのアウェイゲームに臨むことになる。