19歳だった2019年に1.272億ユーロ(約200億円)もの移籍金でアトレティコ・マドリーに引き抜かれたポルトガル代表ジョアン・フェリックス。
だが、熱血漢のディエゴ・シメオネ監督が率いるチームにはフィットせず、成長は停滞してしまった。
25歳になった現在はチェルシーに所属しているが、構想外になっており、中東移籍が濃厚となっている。
『Record』によれば、クリスティアーノ・ロナウドも所属するサウジアラビアのアル・ナスルが総額3000万ユーロ(52億円)の2年契約を提示したという。金銭的にも断れない条件であるほか、2027年にはフリーエージェントになれる好条件だとも。
そうしたなか、かつてアトレティコでプレーしたスペイン人マリオ・スアレスは、SNSにこう綴っていた。
「信じられない!25歳で、数年も複数チームでスタメンに定着できなかった後、サウジアラビアに移籍するなんて。
これは、才能(世界中の誰もが持っているもの)だけでは十分ではないことを証明している。重要なのは、メンタリティ、態度、そして成功への意欲と、今の環境に適応することだ!
1.2億ユーロを支払ったアトレティコとチョロ(シメオネ監督)は間違っていたのだろうか?あなたはどう思う?
とはいえ、フェリックスの新たなステージでの活躍を心から願う。そして何よりも、彼が幸せでありますように!」
才能だけではダメとしつつ、今後の活躍を願っていた。
アトレティコで186試合に出場したスアレスは、現在38歳で、2023年に引退している。