なでしこジャパンの主力選手のひとりである浜野まいか。
21歳になったアタッカ―は、イングランドの名門チェルシーでプレーしている。
チェルシー女子は英女子トップリーグWSLを6連覇中の強豪で、昨シーズンはなんと無敗優勝を成し遂げた。
浜野はその絶対女王のなかで貴重な戦力になっており、このほど2029年まで契約を更新した。
チェルシーのソニア・ボンパストール監督は、契約を延長した浜野についてこう語っている。
「まいかは才能に溢れた若手選手。ボールを持っていない時のプレーが抜群で、ピッチ上を走り回り、守備でも期待することをしっかりとやり始めている。ボールポゼッション時にもハードワークしてくれる。
(その一方)彼女には改善の余地もある。ピッチ上で常に正しい判断を下せるようにすることなどについて。
それができれば、彼女はゴールを決めるようになるはず。それと同時にチームメイトにいいアシストも提供できる。
だから、いまの彼女はそれに取り組んでいる。私は彼女がその側面を向上させられると確信している。
彼女は我々にとって非常に重要な選手。先週末のマンチェスター・シティ戦で見せたように、重要な試合で先発できる能力を持っている。これはいいこと。
チーム内の競争は熾烈だけど、監督としてスタメン11人を選ぶ際に最も重視するのは、選手のパフォーマンス。彼女が好調な時、彼女は私がスタメンに選ぶ最初の選手のひとりとなるはず」
判断力を向上させることができれば、絶対的な選手になれると感じているようだ。
その浜野擁するなでしこは、来月末にイタリア、ノルウェーとの親善試合を戦う。