2050年までのワールドカップ優勝を目指しているサッカー男子の日本代表。
21世紀は個人の活躍が目立つ時代であるが、それでも日本サッカー界の頂点に立ち、その人気を支えているのが国家の代表チームであることに疑いの余地はないだろう。
ここではそんな日本代表の歴史において、女性からの人気が圧倒的だった“イケメン選手”たちのベストイレブンを作ってみた。
GK:本並健治
日本代表:3試合0得点(1994)
現所属:引退
若かりし川口能活も捨てがたいが、GKには“浪速のイタリア人”と呼ばれた元ガンバ大阪の守護神を選んでみた。
日本代表ではあまり出番を得られなかったものの、Jリーグ黎明期の人気ゴールキーパーとして活躍。彫が深い端正な顔立ちでしばしば外国人やハーフだと勘違いされるが、自身によれば純日本人だという。
2020年には元なでしこ選手の丸山桂里奈と結婚し、おしどり夫婦のタレントとしても人気を博している。
DF:宮本恒靖
日本代表:71試合3得点(2000-2006)
現所属:引退(日本サッカー協会・会長)
2002、2006年ワールドカップで日本代表のキャプテンを務めた天性のDFリーダー。
彼もまた非常に端正な顔立ちで、愛称は“ツネ様”。2002年大会では直前の鼻骨骨折によりフェイスガードを着用して出場し「バットマン」として話題になった。
頭脳明晰なプレーヤーでもあり、プロサッカー選手を続けながら同志社大学を卒業している。
引退後にはFIFAマスター(「スポーツに関する組織論、歴史・哲学、法律についての国際修士」の大学院コース)にも合格し、今春、史上最年少で日本サッカー協会(JFA)の会長に就任した。
DF:谷口彰悟
日本代表:32試合1得点(2015~)
現所属:シント=トロイデン(ベルギー)
現日本代表の谷口彰悟も、モデルのような風貌を持つサッカー選手としてたびたび話題になる。
熊本県の出身で、九州男児らしい凛々しい眉毛とはっきりとした目鼻立ちが特徴。中高生の時代から地元では有名だったようで、かなりのモテ男子だったことを元チームメイトが証言している。
ただ、そんな環境でも彼は天狗にならなかったそう。実際、取材に応じた際も非常に低姿勢で、丁寧な受け答えが特徴的だ。
DF:内田篤人
日本代表:74試合2得点(2008-2015)
現所属:引退
内田篤人は、日本サッカー史上における「アイドル的人気選手」の代名詞的な選手であろう。
ジャニーズ的な風貌で若い女性から爆発的な人気を誇り、シャルケに所属していた2011年に企画された観戦ツアーでは、参加者95人のうち90人が女性だったという伝説を持つ。
一方で自身が育った“鹿島イズム”もしっかり受け継いでおり、甘い顔とは裏腹に性格的には硬派な漢気タイプ。そこがまた女性心をくすぐるのかもしれない。
DF:岩本輝雄
日本代表:9試合2得点(1994)
現所属:引退
左サイドバックは酒井高徳(現ヴィッセル神戸)と迷ったが、内田と反対サイドも『アイドル枠』とした。
繊細かつ豪快な左足で一世を風靡した岩本輝雄は、ファルカン監督時代の1994年に日本代表へと初招集。同年のアジアカップでは10番を与えられたが、本職は左サイドバックだった。
童顔の顔立ちでアイドル的な選手だったが、自身は現役引退後、逆にアイドルの追っかけに。現在52歳だが結婚歴はなく、独身を貫いている。
MF:長谷部誠
日本代表:114試合2得点(2006-2018)
現所属:引退(フランクフルトU-21コーチ、日本代表コーチ)
昨シーズン限りで現役を退き、今夏から指導者に転身した長谷部誠。今年9月の代表シリーズからは日本代表のスタッフ入りも果たしている。
歴代最高のキャプテン候補の一人であり非常に実直な人柄で知られるが、かつてはその端正な顔立ちで美女たちとの浮名も流した。
20代の前半にはフジテレビの美女アナウンサーと交際したものの破局。その後モデルの佐藤ありささんと結婚し、現在は2児の父親になっている。
MF:細貝萌
日本代表:30試合1得点(2010-2024)
現所属:ザスパ群馬
今シーズン限りで現役引退を発表した細貝萌も、サッカー界では有名なイケメン選手だ。
2005年に浦和レッズでデビューし、ドイツでは強豪バイヤー・レヴァークーゼンやシュトゥットガルトなどに在籍。
見た目は非常に爽やかだが、選手としての彼はピッチ上の汚れ役。相手とのボディコンタクトをいとわない、激しいプレーが持ち味だった。
MF:田中碧
日本代表:29試合8得点(2019~)
現所属:リーズ・ユナイテッド(イングランド)
現在の日本代表で遠藤航、守田英正と中盤のポジションを争う田中碧も、女性人気が非常に高い。
2022年には、アイドルグループ「℃-ute」「Buono!」出身の歌手・鈴木愛理さんと交際していることが明らかとなった。
現在はイングランド2部のリーズでプレーしているが、ドイツのデュッセルドルフ時代に実施したサイン会では長蛇の列ができていた。
FW:宮市亮
日本代表:5試合0得点(2012-2022)
現所属:横浜F・マリノス
高校卒業前にアーセナルと契約を結んだスピードスターも、その整った顔立ちからアイドル的な人気を誇った。
ヨーロッパでの生活を終えて2021年に日本へと戻り、現在31歳になった。度重なるケガで苦労の多いサッカー人生となっているものの、その姿は老け込むどころか精悍さを増している。
所属する横浜F・マリノスではモデル撮影にも挑戦しているが、彼の写真が投稿されるたびに「かっこいい!」「イケメン!」として話題になっている。
FW:中村敬斗
日本代表:13試合8得点(2023~)
現所属:スタッド・ランス(フランス)
日本人新記録となる『5大リーグ5試合連続得点』でノリに乗っている中村敬斗は、新世代のイケメンリーダーといえる存在だろう。
デビュー当時は素朴な少年という感じだったが、10代でヨーロッパへと渡り、研ぎ澄まされた環境のなかで結果を残すたびに見た目も垢抜けていった。
今では甘さとセクシーさを併せ持つサッカー界屈指のモテ男に。スタッド・ランスの伊東純也とのコンビは女性人気が非常に高く、日本代表にもそれが波及しつつある。
FW:玉田圭司
日本代表:72試合16得点(2004-2010)
現所属:引退(昌平高校の監督)
スピードと左足を武器に活躍したストライカー。
そんな彼もハンサム選手として有名だろう。端正な顔立ちというよりはマッチ似(近藤真彦)のアイドル顔で、女性心をくすぐる柔和な表情の持ち主だった。
今年春から昌平高校(埼玉)で監督を務めており、夏に行われた全国高校総体(インターハイ)で優勝。現役当時と変わらぬ姿で指揮をとる同氏の姿が話題となった。