マインツ新加入の川崎颯太が早くも好パフォーマンス披露 同僚と...の画像はこちら >>

京都サンガでの川崎颯太 photo/Getty Images

臆せず実力をアピール

10日(現地時間)、京都サンガから期限付き移籍でマインツに加入した川崎颯太が初めてチーム練習に参加した。

9日に期限付き移籍が発表され、翌10日から早速チーム練習に合流という慌ただしいスケジュールとなったが、その中でも川崎は自身の実力をしっかりと示したようだ。



練習中に行われた11対11のゲームでは、臆することなくボールを要求し、狭いスペースでボールを受けても焦ることなく正確なパスを前線に供給。さらに守備でもハイプレスによるボール奪取に成功し、そこから得点機を演出するなど攻守両面で質の高いパフォーマンスを披露した。

ドイツ紙『Bild』は、こうした川崎の好パフォーマンスについて触れた記事を掲載し、その中で「マインツのスポーツディレクターであるニコ・ブンゲルト氏は、入団発表の際にカワサキの両脚性、テクニック、運動量を強みとして挙げていたが、それら全てを初練習で早くも確認することができた」と川崎のポテンシャルの高さを認めている。

また、同紙は川崎のピッチ外での振る舞いにも注目している。

「カワサキは、彼の同胞であるカイシュウ・サノよりも優れている点がある。サノは1年前にマインツに来た時、日本語しか話せなかった。これに比べると、カワサキは英語でチームメイトと非常に上手く会話することができている」

マインツは、8月23日に昇格組のケルンとのブンデスリーガ開幕戦に臨む。そこまでの約1カ月半の間でアピールを続けて行けば、川崎の開幕スタメンの可能性も十分にありそうだ。

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