イタリア名門クラブに懐かしの「2000年代デザイン」ユニフォームが登場!黄金期の幕開けが甦る
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イタリア1部インテルとキットサプライヤーのNikeは9日、今シーズンの新サードユニフォームを発表した。

ダークカラーに発色の良いオレンジを組み合せたこのデザインは、2004年に登場した“Nikeのテンプレート”に触発されたものだ。

Inter 2025-26 Nike Third

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インテル 2025-26 Nike サード ユニフォーム

新サードユニフォームは、主に2004年から2006年にかけて展開したNikeのテンプレート、「Total 90(トータル90)」にインスピレーションを得たデザイン。

少しグレー寄りにも見えるスチールネイビー系の色(正式な色名はサンダーグレー)を基調に、襟、袖、ボディを一周するように走らせるパイピングを鮮やかなオレンジで彩る。

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今作のキットカラーを大まかに例えるとブルーとオレンジ。この2色と言えば、オレンジを基調とした2000-01シーズンのサードユニフォームを思い出す。

だが今回のブルーは、どちらかといえば2004-06の2シーズンで使用したボーダー柄のサードユニフォームの色に近いかもしれない。1998-99シーズン以降“Nike一筋”のインテルは、その当時Total 90のオリジナルを使用している。

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まだブラウン管テレビが主流の時代に登場したTotal 90。インテルは今作のデザインについて、「クラブの歴史を称え、揺るぎない精神と情熱に敬意を表し、忘れられない瞬間を表現した」と説明する。

Total 90時代の“忘れられない瞬間”というのは、2004-05シーズンのコッパ・イタリア優勝、そして2005-06シーズンの“3冠”(セリエA、コッパ・イタリア、スーペルコッパ)のことだろう。

2005-06シーズンは当初セリエAを3位で終えたが、イタリアサッカー界を揺るがした「カルチョ・スキャンダル」の裁定により、後に繰り上げでの優勝認定となった。

経緯はともかくとして、これによりインテルは1988-89シーズン以来のスクデット獲得となり、時差での優勝が歴史的なリーグ5連覇への幕開けとなる。

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懐かしいNikeテンプレ・デザインが復活したサードユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、Nikeオンラインストアで販売中。

このユニフォームのデビュー戦は、現地時間9月21日にホームで行われるセリエA第4節サッスオーロ戦の予定となっている。

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