モロッコで開催中のU-17女子ワールドカップ。

優勝を目指したU-17日本女子代表の戦いは、ベスト8で終わることになった。

リトルなでしこは、グループステージを2勝1分で突破すると、決勝トーナメント1回戦ではコロンビアを4-0で撃破。

だが、1日に行われた北朝鮮との準々決勝に1-5で敗れて、敗退が決まった。シュート数でも9対24と圧倒された。

そうしたなか、韓国紙『OSEN』は、こう伝えていた。

「『韓国より100倍優れている!』北朝鮮女子代表、優勝候補の日本を5-1で圧倒。アジア最強チームとしての日本のプライドを打ち砕く。

韓国より100倍優れている。北朝鮮が優勝候補の日本を圧倒した。

客観的パフォーマンスに基づき、日本が優位と評価されていた。日本は4試合で10得点1失点と圧倒的な成績を誇っていたからだ。

だが、北朝鮮は日本を圧倒した。北朝鮮のフィジカルの強さと闘志の前に、日本の技術と戦術はことごとく打ち砕かれた。

厳しいコンディションにもかかわらず、北朝鮮は驚くべき精神力を見せた。

北朝鮮のパク・ソンジン監督は、『日本は世界有数の強豪チーム。我々は万全の準備をした。この勝利に非常に満足している。選手たちは最後まで全力を尽くしてくれた』とチームの勝利を強調した。

北朝鮮のパフォーマンスは韓国とは対照的だった。U-17韓国女子代表は、1分2敗でグループステージ敗退。1-1の引き分けだったコートジボワールとの初戦でしか勝点も得点も挙げられなかった」

女子代表のFIFAランキングでは、日本が8位、北朝鮮が10位、韓国が21位。ただ、北朝鮮は育成年代で強さを誇っており、昨年のU-17女子ワールドカップでは3度目の優勝を果たしている。

一方、今大会の韓国は、グループステージで敗退(1得点・7失点)。

韓国は、日本が4-0で下したコロンビアとグループステージで対戦するも、0-1で敗れていた。

韓国が負けたコロンビアに快勝した日本相手に圧勝した北朝鮮とは『100倍の差がある』と感じていたようだ。

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