昨季のJ2で昇格プレーオフを勝ち抜き、悲願のJ1初昇格を果たしたファジアーノ岡山。
38節中26試合を終えたJ1で10位と堂々たる戦いぶりを見せている。
その岡山は、Jリーグの移籍期間締め切り日となる20日に、グアビラ(ボリビア1部)からユウト・バイゴリアをレンタル移籍で獲得した。
彼は2006年8月18日生まれで19歳になったばかり。Yuto Edward Baigorria Nishizawaという名前を持つ日系人だが、どんな選手なのか調べてみた。
『Eldeber』によれば、「グアビラの若き天才」として期待されてきた存在だという。
「ユウト・バイゴリアはボリビアサッカー界で新たな歴史を築き始めている。ボリビア系日系人である右ウィンガーは、その個性的な才能でファンの注目を集め、リオネル・メッシを彷彿とさせるプレーを生み出している。
当初、一部のファンは彼の加入を疑問視し、ユースアカデミーの才能を阻む要因と捉えていた。しかし、彼は努力と高いクオリティで批判を覆し、クラブとしても史上最も成功したマネージメントになった。
両親は彼を無条件に支え、試合を一度も欠席していない。彼はその魔法でファンを熱狂させ続けている」
172cm71kgと小柄で、メッシのようなプレーを見せるとのこと。実際、映像では切れ味鋭いドリブルを披露している。
『Reduno』も「ボリビア系日系人の若きウィンガーはピッチ上で輝きを放ち、ボリビアサッカー界で最も偉大な選手の一人となることが期待されている。
彼は、U-20ボリビア代表でも右ウィングとしてプレーしているという。
岡山には弱冠18歳で日本代表にデビューした佐藤龍之介が所属しているが、最近は右ウィングバックではなく左サイドで起用されている。10代コンビが両サイドを形成することはあるだろうか。