J1のFC町田ゼルビアは11日、オーストラリアのウェスタン・ユナイテッドからDF今井智基が完全移籍加入することが決まったと発表した。

今井は1990年11月29日生まれの34歳。

大宮アルディージャユースから中央大学を経て、2013年に古巣大宮でプロ入り。2年目にJ1で30試合1ゴールを記録したもののその後は出場機会を伸ばせず、柏レイソル松本山雅FCと渡り歩いた。

2020年に松本との契約を解消すると、同年2月にウェスタン・ユナイテッドへ加入。2021-22シーズンのAリーグ・ファイナルシリーズ優勝に貢献するなど活躍していたが、財政難によりクラブは今季のAリーグから除外。トップチームの活動も停止していた。

以下は、おそらくフリー移籍で約5年半ぶりのJリーグ復帰が決まった今井のコメント。

「このたび、FC町田ゼルビアに加入することになりました今井智基です。オーストラリアのWestern Unitedでの貴重な経験を活かし、チームの勝利に貢献できるよう全力を尽くします。

FC町田ゼルビアのファン・サポーターの皆さまと共に戦えることを心から楽しみにしています。応援よろしくお願いいたします」

町田は今週7日、主力センターバックの菊地流帆が右膝骨軟骨損傷などで手術を行ったことにより、全治12ヶ月程度の見込みであることを発表。

初出場するACLEの戦いも始まるため、DFの補強が急務になっており、Jリーグの追加登録期限(9月12日)を目前に緊急補強を行う形となった。

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