この1月にオランダ1部NECからドイツ1部ヴォルフスブルクへ移籍した塩貝健人は、20歳の快足ストライカーだ。
2024年夏に慶應大学ソッカー部からNECに加入するとスーパーサブとして得点を量産し、1年半でのステップアップを果たした。
ヴォルフスブルクは塩貝とNECの契約に設定されていた1000万ユーロ(約18.3億円)の契約解除料を満額支払って、彼を引き抜いたとされている。
『VI』によれば、NECのテクニカルディレクターであるカルロス・アルベルスは、こう語っていたという。
「我々は本当に健人と契約したかったが、競争は熾烈を極めた。彼はNECよりも大きな20ものクラブに行ける可能性があった。
通常、我々は条項を設けることはしないが、今回はそうするしかなかった。もしそうしなければ、彼は他のどこかに移籍していただろう。
(育成費だけで獲得した)彼は今やそれの何倍もの金額をもたらしてくれた。この取引にはボーナスや再移籍時のパーセンテージは一切含まれていない。
我々はこの移籍に非常に誇りを持っている。問題はタイミングだけだった。夏に移籍させるほうがよかったからね。
条項を行使されたケースでは、マグヌス・マットソンの500万ユーロ(約9.1億円)のクラブ最高額だった。
NECが塩貝を獲得した際、熾烈な争奪戦が繰り広げられていたそう。
契約解除条項の設定を受け入れたことで獲得に至ったようで、その設定を拒んでいたら、他クラブへ移籍していた可能性が高かったようだ。
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なお、デンマーク人MFマットソンは、2024年2月にNECからコペンハーゲンに移籍。その際、500万ユーロの契約解除料が支払われたが、塩貝はその倍となる金額を生み出した。
筆者:井上大輔(編集部)

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