日本人の母とドイツ人の父を持つ、U-21ドイツ代表GKの長田澪ことミオ・バックハウス。
彼はドイツ生まれながら、川崎フロンターレの下部組織に所属していた経験もあり、日本サッカー協会も動向を注視している。
バルセロナからも関心を寄せられる長田は、今シーズンからブレーメンの正GKを任されている。
昨シーズンまでの守護神ミヒャエル・ツェッテラーが今夏フランクフルトへ移籍し、その後釜に据えられたのだ。
そうしたなか、ブレーメンのマネージングディレクターであるクレメンス・フリッツは、『Transfermarkt』のインタビューでこう語っていた。
「ミヒャエルは非常に優秀なGKだった。彼の足元は明らかにヨーロッパ屈指であり、我々にとって重要な要素だった。
しかし、我々は大胆に成長していきたいと考えている。ミオ・バックハウスは信じられないほどのポテンシャルを秘めたGKだ。
また、チーム強化のためにカール・ハインも補強候補に挙がっていた。
我々にとって経済的な条件が適切であることは不可欠だったが、ミヒャエルにとっても適切な条件だった。それが交渉のテーブルに着くための鍵だった」
フランクフルトからのオファーは、ブレーメンもツェッテラーも満足いくものだったために、移籍することになったようだ。
なお、23歳のエストニア代表GKハインは、この夏にアーセナルからのレンタルでブレーメンに加わった選手。