英2部サウサンプトンからフランス3部ヴァランシエンヌへ1年間のレンタル移籍が決まったU-20日本代表FW高岡伶颯。

2007年生まれ18歳の高岡は、宮崎県の日章学園高校でエースストライカーとして活躍。165cmと小柄ながら、2023年のU-17ワールドカップでは4得点を挙げる活躍を見せた。高校卒業後はJリーグを経ずに、海外に挑戦することを決断。

その高岡は、15日に行われたフランス3部リーグ第2節ル・ピュイ戦に後半頭から出場すると2ゴールの活躍を見せた。

後半25分に先制ゴールを決めると、5分後にも追加点を奪取して、2-1の勝利に大貢献。

9日に新天地デビューを飾っていたが、2試合目でいきなり結果を出した。

クラブ公式もその活躍をこう讃えている。

「ヴァランシエンヌに今シーズン初勝利をもたらした高岡の、驚くべき運命。それはサッカーの魅力を語る、ある種のおとぎ話だ。

彼は当初は、リザーブチームの強化選手として期待されていた。しかし、数回のトレーニングの後、この18歳の若き日本人ストライカーは監督の目に留まり、すぐにトップチームに招集された。そして、わずか5分で驚異の2ゴール!」

当初、高岡はヴァランシエンヌのリザーブチームでプレーする予定だったが、監督がトップチームに抜擢すると、その期待に応えたとのこと。

9日の開幕戦を0-0で引き分けていたチームに初勝利をもたらす英雄になった高岡を現地紙も称賛している。

『Lavoixdunord』は「ヴァランシエンヌの希望の光、高岡!この日本人選手には素晴らしい運命が待ち受けている。監督も彼に全幅の信頼を寄せている」と讃えていた。

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