オランダ『ESPN.NL』は30日、J2ジュビロ磐田がオランダ1部NACブレダDFヤン・ファン・デン・ベルフを獲得すると報じた。

同メディアによると、ファン・デン・ベルフは近いうちにJ2リーグから磐田に移籍する予定と伝えた。

またファン・デン・ベルフ自身の個人的な移籍願望であり、移籍を実現するために、ベルギー人は所属クラブに補償金の一部を支払ったほどだという。

ベルギー人DFのファン・デン・ベルフはNACブレダで今季キャプテンを務め、リーグ戦30試合2得点4アシストとセンターバックの主力として活躍した。

複数ポジションをこなせるマルチロールであり、左右のサイドバックをこなすこともできる。

ファン・デン・ベルフは退団について「私のサッカーへの情熱はブレダにあることは間違いありませんが、私と家族のために、この素晴らしいサッカーへの冒険を逃すわけにはいきませんでした。NACとそのサポーターの皆さんには、かけがえのない思い出に満ちた素晴らしい2年間を送らせていただき、心から感謝しています。これは決して『お別れ』ではなく、『また会いましょう』です」と愛するクラブの退団を口にした。

「NACはヤン選手との契約延長を何度も試みましたが、彼は日本での有利な冒険に全力を尽くしたいという意向を示した。ヤン選手はNACでの過去2シーズン、クラブのスポーツ再建に具体的な形で貢献してきた」と、テクニカルディレクターのペーター・マース氏はこのディフェンダーの退団について語った。

オランダ、ベルギーで優れた実力を見せたセンターバックが新たに磐田へ加わり、1シーズンでのJ1復帰の起爆剤とする。

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