
2020年からMLSのシンシナティでプレーしている元日本代表FW久保裕也。
アメリカでは数多くのポジションで起用されており、ユーティリティー性も高く評価されている。
31歳の久保は、シンシナティ史上最多出場記録を更新中(現時点で169試合)。
11日にホームで行われたオースティン戦では「久保裕也」と漢字の名前が入った特別ユニフォームを着用していた。
この日のシンシナティは「AAPI Night」を開催。
AAPIは「Asian American and Pacific Islander(アジア系アメリカ人および太平洋諸島出身者)」を意味するもので、「AAPI Nightは、AAPIコミュニティの豊かな文化遺産と貢献を称えるもの」。
その一環として久保は漢字入りのユニフォームを背負った。「このスペシャルユニフォームは、久保裕也の日本の伝統に敬意を表し、彼の名前を漢字で表記している」とのこと。
久保は「日本の漢字ユニフォームを着て、ホームで勝利できたのは嬉しい」とSNSに投稿。
5-3-2システムの中盤で起用された久保は2-1で勝利した試合後には「いい試合だった。4~5点は取れたと思うので、改善の余地はあるけれど、特に前半は本当によかった」と話していたとのこと。
開幕前には無断欠勤騒動もあった久保だが、今季も主力として活躍中。
クラブは「この夜、中盤とスタンドの主役は久保だった。久保は漢字の文字を着用する許可をMLSから得た。