先日、日本代表は今月行われる代表戦に向けたメンバーを発表し、塩貝健人を初招集した。
20歳の塩貝は、慶應大学ソッカー部出身の快足FWだ。
2024年夏にオランダ1部のNECに移籍するとブレイク。今年1月に20歳以下の日本人として史上最高額となる950万ユーロ(約17.3億円)ほどの移籍金でヴォルフスブルクへ引き抜かれた。
ただ、ヴォルフスブルクは、ドイツ1部ブンデスリーガで降格の危機に瀕している。
21日にはDF菅原由勢とGK長田澪ことミオ・バックハウスが所属するブレーメンと対戦したが、0-1で敗れてしまった。
この試合でヒーローになったのは、21歳の長田。
彼は日本人の母とドイツ人の父のもとドイツで生まれた選手で、幼少期には川崎フロンターレの下部組織にも所属していた。194cmの長身を誇り、U-21ドイツ代表に招集されるなど将来を嘱望されている。
『Bild』は、長田に最高評価となる1点を与えつつ、「ブレーメンの英雄になった」とその活躍を称賛していた。
「ブレーメンは、ヴォルフスブルクとの重要な残留争いを制した。これは長田の素晴らしい活躍のおかげだった。
彼は試合後に『勝利の仕方は関係ない。勝利は中毒のようなもの。
自身のパフォーマンスについて聞かれると、『間違いなく最高のパフォーマンスの一つ。簡単ではなかった。激しい攻防が続き、コーナーキックも多かった。セーブでチームに貢献できてとても嬉しい』といつも通り謙虚な姿勢を崩さず。
しかし、チームメイトたちは…」
「もっと率直だった。特にザンクト・パウリ戦で犯した痛恨のミスをどう乗り越えたかに感銘を受けていた。
32歳のベテランMFレオナルド・ビッテンコートは『自分は彼の大ファン。この年齢でこれだけの活躍を見せている。ミスの乗り越え方は本当に印象的だ』と称賛。
ダニエル・ティウネ監督も『ザンクト・パウリ戦前後の時期を完璧に乗り越えた。
一方、ブレーメンの控えGKカール・ハインは負傷した親指を手術することになり、今シーズンは終了の見込み。
長田は『カールのことが本当に気の毒。彼は素晴らしい男だし、こんなことは誰にも起きてほしくない』と同情を寄せていた」
現時点でブレーメンは18チーム中13位、ヴォルフスブルクは降格圏内の17位。
ヴォルフスブルクのディーター・ヘッキング監督は「今日批判されるべき点は、最終局面でのプレーが雑だったこと」と嘆いていた。
筆者:井上大輔(編集部)

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