日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯。

アジア最終予選グループBを戦う韓国も突破を決めた。

最終予選で唯一の無敗を維持しており、10日はクウェートとの最終戦を戦う。

その韓国は2024年アジアカップ敗退後にユルゲン・クリンスマン監督を解任すると、2024年7月に10年ぶりにホン・ミョンボ監督を代表指揮官に呼び戻した。

現役時代にはJリーグでも活躍したホン・ミョンボ監督は、韓国代表史上最多出場記録を持つレジェンド(チャ・ブングンと並ぶ136試合)。

そうしたなか、『NATE』は、「ホン・ミョンボ監督は『恥辱の2014年W杯』を思い出した」と伝えていた。

韓国は2014年W杯予選が終わった2013年6月にチェ・ガンヒ監督が辞任。その後、ホン・ミョンボ監督が着任したが、1年後のW杯本大会では1分2敗のグループステージ最下位で敗退し、指揮官はチームを去った。

2014年W杯の韓国代表メンバーには2012年ロンドン五輪組も多く、選考に対する議論も起きたそう。

ホン・ミョンボ監督は、2014年当時と現在を比較しつつ、こう言及していた。

「以前にも今と同じように、残り1年という時点で代表を率いたことがあるが、その時とは大きく違う。

当時は選手のことを把握するために多くの時間を費やしたが、今は選手たちのことを完全に理解している。W杯に必要なことをチーム内でしっかりと準備していく」

2014年大会は十分な準備ができなかったが、今回は違うということのようだ。

なお、日本と韓国は、7月に行われるE-1(東アジア選手権)で対戦する。

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