イギリスメディア『ロイター通信』は、プレミアリーグ・アーセナルでもプレーした経験があるイングランド人FWジェイ・エマニュエル=トーマスが今月21日に裁判所に出廷し、大麻密輸の罪を認めたと報じた。

現在34歳の同選手は昨年、ロンドンのスタンステッド空港で押収された大麻をめぐり、密輸を主導していたとされ、起訴されていた。

イギリス国家犯罪対策庁(NCA)によると、エマヌエルは恋人ともう1人の女性をタイに渡航させて、大麻を集めてイギリスへ密輸させたという。

同選手は8歳で名門アーセナルのアカデミーに入団し、16歳のときには同クラブのU-18チームの主将を務めるなど将来を期待されていた。

2008年にアーセナルのトップチームでプロデビューするも、その後は伸び悩み、イングランド下部リーグのクラブを転々とした。2020年からスコットランド2部グリノック・モートンでプレーしていたが、今回の大麻密輸で起訴されたことを受けて、昨年に契約を解除していた。

また同選手は2019年に、今回大麻を集めたとされるタイ(PTTラヨーンFC)でプレーした。

元アーセナルのストライカーには、後日判決が言い渡される予定だ。

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