ドイツ1部ブレーメンでプレーするミオ・バックハウスこと長田澪

日本人の母とドイツ人の父を持つ21歳のGKだ。

U-20ドイツ代表選手としてもプレーしているが、日本サッカー協会も動向を注視している。

そうしたなか、ドイツ紙『NDR』は、「バックハウスは日本のラーメンが大好き。しかし、U-21代表の彼はドイツ語の名字を好んでいる」と伝えていた。

「母親の故郷では長田澪との名前で知られる彼は、『日本語の名前に反対というわけではないのですが、バックハウスのほうが響きがいいんです』と語る。

青春時代を東京近郊で過ごしたが、2018年にプロ選手としてのキャリアを積むためドイツに戻ってきた。

バックハウスは日本代表として2026年W杯に出場する可能性もある。日本代表の森保一監督はすでにブレーメンで彼を訪ねており、バックハウスも日本で協会を訪問している。

バックハウスは、あのマーク=アンドレ・テアシュテーゲン(バルセロナ)と同じくメンヒェングラートバッハで生まれたが、両親はすぐに日本に移った。

『母は日本人で、音楽家として働いており、故郷で再び演奏したいと考えていました。僕はバイリンガルで育ち、夏休みはいつもドイツで過ごしていました』と情熱的なピアニストでもある彼は語る。

バックハウスは日本では川崎フロンターレ(の下部組織)でトレーニングを積んだ。兄と妹もサッカーをプレーしているが、3人とも両親とは異なりドイツで暮らしている」

森保監督ともすでに対面しているようだ。

今後、彼がドイツ代表と日本代表のどちらを選ぶのかが注目されそうだ。

編集部おすすめ