軍事衝突の余波…空域閉鎖でW杯プレーオフ出場チームの移動に混乱

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中東情勢の緊迫化が、サッカーの舞台にも影響を及ぼしている。



『ロイター通信』は5日、イラク代表が出場を予定しているFIFAワールドカップの大陸間プレーオフについて、渡航問題により参加が危ぶまれていると報じた。



イラクは今月31日、メキシコのモンテレイで行われる大陸間プレーオフで、ボリビアとスリナムの勝者と対戦する予定となっている。勝利すれば、今年開催されるワールドカップ本大会出場権を獲得する可能性があるが、隣国イランをめぐる軍事衝突の影響でチームの移動に支障が出ているという。



報道によると、アメリカとイスラエルが先週末にイランへ空爆を行い、これに対してイランがミサイルやドローンで反撃したことを受け、イラクの空域は現在閉鎖されている。この影響でチーム関係者の移動が難しくなっている。



イラク代表は声明で、国際サッカー連盟(FIFA)とアジアサッカー連盟(AFC)が状況を把握していると説明した。



また、空域閉鎖の影響でグラハム・アーノルド監督がアラブ首長国連邦を出国できない状況にあるほか、複数の大使館が閉鎖されているため、一部の選手やスタッフ、医療関係者がメキシコ入国ビザを取得できない状態だという。



同国はこれまで1986年大会の一度しかワールドカップ本大会に出場していないが、今回のプレーオフでは本大会出場の有力候補と見られており、突破すればアジア勢として9チーム目の出場国となる可能性がある。なお、別のプレーオフではニューカレドニア、ジャマイカ、コンゴ民主共和国が本大会出場枠を争う予定だ。



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2026年のワールドカップは6月11日から7月19日まで、アメリカ、メキシコ、カナダの3カ国で開催される予定であり、中東の情勢次第では大会への影響も懸念される。



筆者:江島耕太郎(編集部)

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