「日本や中国で大金を稼いだけど…鬱になり、薬物にも手を出した」36歳元Jリーガー、壮絶な生い立ちを明かす

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2011年に浦和レッズでプレーしたブラジル人FWマゾーラ。



もとは名門サンパウロで育成された選手で、Jリーグだけでなく、中国や韓国のクラブでもプレーした。

彼は36歳になった現在も母国の下部リーグで現役を続けている。



『Globo』によれば、マゾーラの父親は36歳で亡くなったそう。



彼は「日本では通訳、高級車、高価なスーツに囲まれた生活を送っていたが、心にぽっかりと空いた穴は、いつか埋まるだろうと感じていた。成功を分かち合う家族がいないことが深刻なうつ病と薬物依存に陥らせ、選手生命を絶たれる可能性もあった」という。本人はこう語っている。



「プロサッカー選手だった父は、36歳の時にドラッグのせいで亡くなった。父の死後、家族は本当に辛い時期を過ごした。



二段ベッドとストーブしかない小屋に、自分と母、5人の兄弟姉妹で暮らしていた。母は清掃婦として働き、5人の子供を養っていた。



母が泣いているのを見て、自分たちの置かれた状況にもう耐えられなかった。服は寄付された貰い物ばかりで、何も持っていなかった。



日本や中国では大金を稼ぎ、通訳や運転手もいた。

でも、近くに家族はいなかった。誰もいなかった。『すべてを手にしたのに何もない』と自問自答し続けていた。



鬱に苦しみ、アルコールのせいで何度も道を見失い、マリファナにも手を出した。その虚無感を紛らわすためにね。近くに家族がいなければ、何をしても意味がない」



プロとして成功しても満たされない思いから鬱になり、アルコールや薬物で身を滅ぼしかけたそう。



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その後、子供たちにプロ選手としての記憶に残してあげたいという思いから、金銭を度外視してプレーするようになり、虚無感が満たされるようになったという。



筆者:井上大輔(編集部)

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