先日復帰したばかりのなでしこジャパンDFが、夏の移籍期間最終日に電撃移籍した。

リヴァプール・ウィメンは4日、マンチェスター・シティ・ウィメンに所属するDF清水梨紗を1年間の期限付きで獲得したことを発表した。


29歳の清水は昨夏マンチェスター・シティ・ウィメンへ移籍。しかし加入して間もない昨年7月、なでしこジャパンの一員として臨んだパリ五輪スペイン戦で前十字靭帯を断裂し、最初のシーズンをまるまる棒に振った。

同選手は先月30日に行われたダラムWFCとのプレシーズンマッチで実戦復帰を果たし、SNSで「まずピッチに戻れたことに感謝して、これからより一層頑張っていきます!!」と、約1年ぶりの実戦復帰について想いをつづっていた。

ただBBCによると、現在リヴァプールは相次ぐ主力選手の退団で右サイドバックのポジションが手薄になっており、同ポジションを本職とする清水に白羽の矢を立てたという。

シティとリヴァプールは近年男子サッカーにおいて強いライバル関係にあるが、電撃移籍となった清水はリヴァプール公式で以下のように語っている。

「怪我をしたから明らかに1年もプレーしていなかったけど、シティでのトレーニングマッチ中にピッチに戻ったとき、その楽しさを改めて感じた。だから、今はリヴァプールでその楽しさを感じることができて、クラブに貢献できたらいいなと思っている」

2025-26シーズンのウィメンズ・スーパーリーグは、現地時間5日に開幕する。

編集部おすすめ