
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントとキットサプライヤーのPumaは12日、今シーズンのアウェイユニフォームを発表した。
久しぶりにブラック以外を基調色に採用したこのアウェイは、その大胆なカラーリングとグラフィックが注目の的となっている。
Borussia Dortmund 2025-26 Puma Away
ボルシア・ドルトムント 2025-26 Puma アウェイ ユニフォーム
新アウェイユニフォームは、ライトグレーを基調にブラックとイエローを組み合わせる配色。今作のイエローは、90年代のドルトムントのユニフォームに使われていた蛍光イエローの色味に近い。
基調色についてクラブとPumaは「ホワイト」と説明しているが、どちらかと言えばグレーの方がしっくりくるだろう。なお、Pumaの正式な色名は“Silver Mist(シルバー ミスト)”となっている。

ドルトムントのアウェイと言えばブラックが定番。公式のクラブカラーはブラックとイエローであり、とりわけ2000年代以降は、ほとんどのシーズンでブラックを採用してきた。
前回アウェイにブラック以外の色を使ったのは18年前の2007-08シーズンで、この時はディープレッドだった。グレー系となると、25年前の2000-01シーズンまで遡る。

クラブのアイデンティティでもあるブラック(街の繁栄を象徴する炭鉱の色)が外れたことに対し、一部のサポーターは快く思っていないようだ。
このキットのデビュー戦となった13日の敵地ハイデンハイム戦のスタンドには、黄色の布に黒文字で「ボルシアは黒と黄」と書かれた抗議のバナーが掲げられていた。
そのハイデンハイム戦では、ブラックのパンツとイエローのソックスを着用。上から「グレー/ブラック/イエロー」が、今季のアウェイの基本スタイルとなる。

ファンの間に不穏な空気も漂う新アウェイユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、Pumaオンラインストア他で販売中。