今冬にドイツ2部デュッセルドルフへ移籍した日本人MF田中聡が、新天地で好スタートを切っている。
ドイツメディア『Rheinische Post』は22日、デュッセルドルフへ加入した田中が、「デビュー戦から好印象を残した」と報じた。
23歳の日本人MFは、デビュー戦となった16日のアルミニア・ビーレフェルト戦で安定したプレーを披露。同紙は、チームに素早く適応し、すでに中盤の重要な戦力となりつつある存在だと伝えている。
田中は試合後、「とても楽しかったです。観客は大きな声援で、とても情熱的でした」と振り返り、初めてのホームの雰囲気にも好印象を抱いた様子を見せた。
また、交代時の拍手については、「足がつっていて最初は気づきませんでしたが、その後に拍手が聞こえてきて、とても感謝しています」と語っている。
さらに、ドイツサッカーへの適応についても前向きだ。「ボールを失ったらすぐ切り替えて奪い返すのは日本では普通」としながら、「日本ではややスローペースで、サイドチェンジなどの展開が多い。ドイツでは前へのスピードが速く、激しい球際が多いです」とJリーグを引き合いに、ドイツのサッカーの特徴を分析した。
現地メディアも、田中の運動量と守備意識の高さが、チームの戦術にうまく合っていると評価している。
現在ドイツ2部で18チーム中14位のデュッセルドルフは残留争いの渦中にあるが、田中自身は冷静だ。
「湘南ベルマーレ時代に降格争いを経験している。だからプレッシャーは感じない。
個人としての目標については、「できるだけ早く順位を上げて、中位争いに加わりたいです。そのために全力を尽くします」と意欲を示している。
同紙は、私生活面でもデュッセルドルフに住居を構え、環境面が整いつつあることが、安定したパフォーマンスにつながっていると伝えている。
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新天地で確かな存在感を示し始めた田中が、チームの浮上にどこまで貢献できるのか、その一挙手一投足に日本からも注目が集まりそうだ。
筆者:江島耕太郎(編集部)

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