FIFPRO(国際プロサッカー選手会)は2日、アジア/オセアニア部門が先日女子アジアカップ決勝を戦った日本とオーストラリア、両女子代表チームの選手たちからの声明を発表した。
なでしこジャパンが2大会ぶり3度目のアジア制覇を達成した今大会。
大会全体でも過去最多となる35万5528人の総観客数を記録したが、その一方で賞金総額は180万ドル(約2.8億円)と前回大会から据え置かれている。
こうした状況を受けて今回、大会前からアジアサッカー連盟(AFC)に対し賞金の増額を求めてきたFIFPROのアジア/オセアニア部門は、決勝を戦った選手たちによる共同声明として、以下の提言を行った。
「この記録的な大会となった女子アジアカップに出場できたことを、大変光栄に思います。世界最高水準の素晴らしい大会を開催してくださったオーストラリアに、心より感謝申し上げます。
観客の熱気は素晴らしく、政府による支援も見られ、スポンサーの皆さまにも大きく後押しいただきました。数々の記録が更新され、女子サッカーが持つ商業的・文化的な力は疑いようのないものでした。
今回の女子アジアカップは、私たちの競技の成長が止められないものであることを、改めて示しました。その一方で、女子サッカーにはまだ大きな可能性が残されています。
本大会の成功にもかかわらず、賞金規模は世界の中で最も低く、男子と女子の間には依然として差が存在しています。大会前に私たちはAFCに対し、賞金の平等化、すべての選手への賞金の公平な分配、そして持続的なレガシーの協創に向けて協力することを呼びかけましたが、現時点でその提案は受け入れられていません。
賞金の平等化は、アジア全体の選手やサッカーコミュニティにとって大きな変革をもたらすものです。
さらに本大会は、AFCと選手がともに向き合い、協力して取り組んでいくべき課題があることも示しました。
インド代表選手のユニフォームの問題や、韓国代表選手が協会との継続的な問題に直面している状況、そしてイラン代表選手の皆さんが示した勇気ある姿は、私たちに多くのことを考えさせました。
これらの課題は、パートナーシップのもとでこそ解決できるものです。私たちはこれからも前を向き、FIFAが2027年女子ワールドカップにおける賞金平等の公約を果たすことを期待しています。
そして、この地域における女子サッカー選手の平等と尊重の実現に向けて、これからも闘い続けていきます。
The Players
オーストラリア代表およびなでしこジャパンの選手一同」
なお、2024年に開催された男子のアジアカップは賞金総額1480万ドル(約23.6億円)でおよそ8.4倍の差がある。
また、同じ女子でも、2025年の女子欧州選手権は前回大会から約1.5倍の賞金総額4100万ユーロ(約75.4億円)だった。
筆者:奥崎覚(編集部)
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