2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。
6日にはW杯共催国のひとつであるメキシコと対戦し、チャンスを作ったものの、0-0のスコアレスドローに終わった。
そうしたなか、日本サッカー協会は、YouTubeチャンネルで恒例のTeam Camを公開。
森保一監督がメキシコ戦当日のミーティングで選手たちに語り掛ける様子もあった。
指揮官は、今回の中2日の日程は運営側の都合としつつ、西海岸から東海岸への移動はW杯を想定してあえてやっていると説明。そのうえで、こう熱弁を振るっていた。
「結果がよくてもそうじゃなくても、優勝に向けて批判的なことがいっぱい出てくると思う、おそらく。
もちろん、優勝を狙うよ。できると思っているし、俺は。
ただ、冷静に考えて、本当に本命国かというと、まず力をつけなければいけない国であることは間違いないかなと。
俺自身は2022年W杯が終わって、負けた瞬間に、これもっといけたな、次はいけるなって、みんなが思わせてくれて、今があって、優勝ということも口にできる。
称賛も批判も見てくれる輪が大きいほうが我々にとってエネルギーだと思っているので、そこはポジティブに受け取っているけれど、外部でみんながバラバラになって、せっかく積み上げてきて、せっかくもっと成長できるのにそういうこともなくなるということがないように。
勝てば嬉しいし、負けたら悔しいし、悲しい。ただ、一喜一憂しすぎることなく、我々はしっかり前進していく」
現実的にはまだ優勝候補本命といえないとしつつ、W杯優勝という目標をあらためて口にしていた。
また、南野拓実もメキシコ戦後に「(これまで苦手意識があったメキシコと互角に戦えたが)僕らが目指しているのはW杯で優勝することなので、そこを目指すのであれば、今日のこういう試合で、五分ぐらいの相手に対してしっかりと勝たないといけなかった」と語っている。
日本は同じくW杯共催国であるアメリカと日本時間10日に対戦する。