ジュビロ磐田は19日、ポーランド1部のグールニク・ザブジェへ期限付き移籍していたMF古川陽介が、2025年7月よりドイツ2部のSVダルムシュタット98へ完全移籍することが決定したと発表した。

古川は2003年7月16日生まれの21歳。

静岡学園高校時代は10番を背負い、2022年にジュビロ磐田でプロ入り。類まれなボールスキルを持つドリブラーとしてJリーグでも輝きを見せた。

2024年9月にグールニク・ザブジェへ期限付き移籍。24試合2ゴールの実績を残したものの、40万ユーロ(約6600万円)の移籍金にクラブ側が難色を示したと現地で報じられ、今後が注目されていた。

以下はドイツのダルムシュタットへの完全移籍が決まった古川のコメント。

「少年時代から思い描いてきたプロサッカー選手になるという夢の第一歩を、ジュビロ磐田という伝統あるクラブで踏み出せたことを、心から誇りに思います。

ここで得たすべての経験、出会いは、自分のかけがえのない財産になりました。そして、いつも挑戦を後押ししてくれた皆さんに、心から感謝しています。

もっと大きな選手を目指して、挑戦できることに感謝しながら、これからも挑戦し続けます!

ファン・サポーターの皆様、クラブ関係者の皆様に直接ご挨拶できないのは本当に残念ですが、必ず日本代表としてピッチに立ち、成長した姿を皆さんに披露します。

ジュビロのJ1昇格、そしてさらなる飛躍を心から願っています」

2023-24シーズンはドイツ1部ブンデスリーガを戦ったダルムシュタット。しかし最下位で降格すると、2024-25シーズンは2部で12位に終わっている。

編集部おすすめ