ベルギー1部シント=トロイデンからドイツ1部ザンクトパウリへの移籍が決まった日本代表MF藤田譲瑠チマ。

現在23歳の彼は、若い頃から将来を嘱望されており、20歳だった2022年に代表デビューを果たしている。

『Bild』によれば、藤田はザンクトパウリ史上最も高額な補強選手になったという。

移籍金は350万ユーロ(5.9億円)とされているが、2025-26シーズンにチームがブンデスリーガ1部に残留できれば、さらにボーナスが加算されるとのこと。

かつて宮市亮もプレーしたザンクトパウリは、1910年創設で、昨季のブンデスリーガでは14位だった。1部と2部と行き来するいわゆるエレベータークラブだが、藤田は残留のキーマンとして期待されている模様。

アレクサンダー・ブレッシン監督は、「彼の素晴らしいところは、プレーにおける勇気と明晰さ。非常にアクティブで、スペース感覚に優れる。インターセプトも得意で、パス回しもスムーズだ」と期待している。そのブレッシン監督はユニオン・サン=ジロワーズで町田浩樹を指導した経験もある。

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