世界最速で2026年W杯予選を突破した日本代表。
W杯優勝を目指すサムライブルーは史上最強の呼び声も高い。
だが、一部主力に負傷離脱が相次ぐなか、W杯開催地で行われた今月のメキシコ、アメリカ戦では、1点も奪えずに1分1敗と厳しい結果に終わった。
そうしたなか、日本サッカー協会は恒例のTeam Camを公開。森保一監督は、9日のアメリカ戦に0-2で敗れた直後のピッチ上で選手たちにこう語りかけていた。
「この敗戦については、全部俺の責任だと思っている。申し訳ない。
みんな、色々と準備をしてくれて、準備期間が少ないなかで、チームをグチャグチャにしながら、さらに形を変えたりとか、ていうことも踏まえて、みんながもっと力を出せることを選択してもよかったかなと思うなか、2戦目に色んなことをガラッと変えて戦ったことについては、それは俺の責任だから。
ただ、みんな最初の時からしっかりトライしてくれたし、今日の試合のなかでも追いかける立場になっても最後までやり続けてくれたこと、これは全くみんながやってくれたことには感謝しかない。
今回ね、こうやって、さっきグチャグチャにしてやってって言ったけど、まず固定された11人と数人だけでW杯をとれると思ったら、そんなことを大間違いだから!!
2~3チーム分くらいは絶対にいるし、そこは間違えないように。相手に対しての対策で上回っていくために絶対にシステムであったり、人の変化は必要なので、ここは絶対にトライしていく。
みんなも大変かもしれないけど、その志をもって我々はW杯に向かっていっている」
離脱者の影響もあり、メンバーを変えることになったが、すべては自分の責任と選手たちに謝罪。
そのうえで、スタメン11人だけでは闘えないと語気を強めて訴えてもいた。
そして、最後には、所属チームに戻ったら「俺らに選ばせるパフォーマンスを見せてほしい」とも伝えていた。
日本代表は10月にW杯出場を決めているパラグアイ、ブラジルとの親善試合を戦う。