前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人4選手が所属するセルティックが4連覇中のスコットランド・プレミアシップ。

国内で彼らと双璧をなすのが名門レンジャーズだが、今季は歴史的な大不振に陥っている。

開幕戦でマザーウェルを相手に1-1で引き分けると、その後もダンディーFCに1-1、セント・ミレンに1-1、セルティックに0-0。そして週末に行われたハーツ戦では、ついに0-2の敗戦を喫し、開幕5戦未勝利(4分1敗)となってしまった。

レンジャーズが開幕5戦で一度も勝てなかったのは、1978年以来実に47年ぶり。順位も10位と低迷し、首位セルティックとの勝点差は早くも9ポイントに開いている。

クラブOBであり今季から指揮を執る39歳のラッセル・マーティン監督はハーツ戦後、辞任の意向を問われ、「ノー」と明言。

自身への批判が選手たちにも向けられていることに「つらい」と吐露しつつ、「辞めろと言われるまで、私たちは努力を続ける。そして、勝ち続けなければならない」と語っていた。

レンジャーズはリーグ戦だけでなく、CL予選でもプレーオフでベルギーのクルブ・ブルッヘに2戦合計1-9と完敗。

地元メディア『THE SCOTSMAN』は早くも次期監督候補としてBetVictorのオッズを紹介しており、ショーン・ダイチ、スティーヴン・ジェラード、ダニー・レール、ギャリー・オニールなどの名前が挙がっている。

編集部おすすめ