ドイツ1部のブレーメンに所属するミオ・バックハウスこと長田澪。

日本人の母とドイツ人の父を持つ21歳のGKは、U-20ドイツ代表としてプレーしているが、日本代表も注視している。

13日、ブレーメンは、長田との契約を前倒しで延長することに合意したと発表した。

長田澪

「ブレーメンは最初からここでのキャリアがどうなるかを明確に示してくれた。そのことが大きな励みとなり、ここで最大限に成長できるという自信につながっている。

ここでの競争が激しいことは承知しているが、それが魅力的でもある。自分は学ぶため、実力を証明するため、クラブが長期的に寄せてくれた信頼に応えるためにここにいる」

ペーター・ニーマイアー(ブレーメントップチーム責任者)

「ミオがブレーメンでの将来を見据え、長期的なコミットメントを示し、私たちの進むべき道に確信を持ってくれたことを大変嬉しく思う。

素晴らしい才能を持つゴールキーパーであり、ブンデスリーガへの飛躍も可能だと確信している」

GKコーチのクリスティアン・ファンダーも「ミオは現代のゴールキーパーに必要なすべてを備えている」と期待を口にしている。

長田は2023年にレンタル移籍したフォレンダムで評価を上げ、バルセロナから関心を寄せられるまでになった。

だが、ブレーメンに復帰した今季は、守護神ミヒャエル・ツェッテラーの控えになり、1分も出場機会を得られず。それでも契約を延長したうえで、正GK争いに挑むことを決めたようだ。

なお、かつて大迫勇也もプレーしたブレーメンは今季ブンデスリーガ8位だった。

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