日本代表は9日、国際親善試合でアメリカと対戦。0-2で敗れた。
アメリカ遠征の2試合目は、地元アメリカとの対戦。日本は西海岸から東海岸への移動を含む中2日となるため、メキシコ戦から先発11人を変更している。
システムはメキシコ戦に続き3-4-2-1。GKは大迫敬介。3バックは関根大輝、荒木隼人、長友佑都と並び、長友が代表144試合目の出場、キャプテンを務めた。
中盤の底に佐野海舟と藤田譲瑠チマが立ち、ウィングバックは右に望月ヘンリー海輝、左に前田大然、シャドーは伊東純也と鈴木唯人、そして1トップは小川航基が入った。
アメリカも同じ3-4-2-1のシステムも採用したため、試合はミラーゲームに。お互いが前線から人を捕まえてショートカウンターを狙う中で、どちらかというと日本ペースで進む。
しかし30分、左サイドのマックス・アーフステンがドリブルで望月を外して中央へ鋭いクロスを送ると、アレックス・センデハスが難しい体勢からボレーシュート。これが見事にゴール左隅をとらえた。
その後は日本のビルドアップがうまくいかず、アメリカに押し込められる時間が続き前半を終えた。
森保一監督は後半から長友に代えて瀬古歩夢を投入。
相手とのズレを生み出すことで打開を図りたいところだったが、次のゴールもアメリカ。64分、この試合大活躍のクリスティアン・プリシッチのスルーパスをフォラリン・バログンがゴールへ流し込み、リードを2点に広げる。
その後はアメリカも日本のシステムに対応。小川のクロスバーに当たる惜しいミドルシュートなどもあったが、大迫の好セーブが目立つ展開となり、最後まで劣勢を覆せなかった。
日本は0-2の敗戦を喫し、アメリカ遠征を1分1敗で終えている。