スウェーデン1部のユールゴーデンでプレーする小杉啓太。
Jリーグを経ずに北欧でプロになった19歳の左サイドバックは、現地で活躍を続けており、列強から熱視線を送られている。
PSG、アタランタ、セルティック、ベンフィカ、ノッティンガム・フォレスト、サンダーランドも興味を示しているようだ。
『Sunderland Echo』によれば、サンダーランドのライバルクラブであるニューカッスルも小杉争奪戦に参戦するとか。
1879年創設のサンダーランドと1892年創設のニューカッスルは、宿敵関係にあるが、小杉をめぐってもバトルを展開するかもしれないようだ。
実質的にサウジアラビアが保有するニューカッスルは今季のプレミアリーグで5位になり、来季はUEFAチャンピオンズリーグに出場する。労働許可証を含めて、即プレミアリーグのトップチームでプレーできるかは分からないが。
なお、ユールゴーデンが要求する移籍金は、800万ポンド(15.6億円)ほどになるとのこと。
『fotbollskanalen』によれば、2024年にユールゴーデンからローマに引き抜かれたスウェーデン代表DFサムエル・ダールは、自らの後継者になった小杉のことをこう称賛していたそう。
「信じられないよ。彼はまさにゴールデンボーイだ。超ナイスガイで、周りのみんなのために何でもしてくれる。彼の成功を心から願っているよ。
トレーニングで見てきたけど、彼は常に100%の力を発揮する選手の一人だった。
ピッチ外での素晴らしい人柄も理由のひとつだね。そしてピッチ上では、常に100%の力を発揮する。
少なくとも守備では、彼は本当に粘り強い。彼を抜き去ることはできない。攻撃ではゴールを決める。僕にはできなかった(笑)だから、ユールゴーデンが彼を獲得したのはよかったよ」
小杉のプロ意識と人柄を絶賛していたようだ。
なお、22歳のダールは、今冬にローマからベンフィカにレンタル移籍している。