今月11日、ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL/英1部女子リーグ)に所属するチェルシーがなでしこジャパンFW浜野まいかとの2029年夏までの契約延長を発表した。

契約延長に際し、浜野は「素晴らしい選手やスタッフと一緒に働いて、長いシーズンを通して同じ目標に向かって全力を尽くすことができたのは、本当に素晴らしいことだと思います。

もちろん、ファンの皆さんも常に私たちを支えてくれています。チェルシーの一員であることがどれほど素晴らしいことかをファンの方々を通じて学びました」とコメントしている。

また、ポール・グリーン監督は「マイカとクラブとの契約を延長できたことを嬉しく思います。彼女はウィメンズ・スーパーリーグにうまく適応しており、チームに多くのエネルギーを与えてくれます。彼女は複数のポジションで起用されることで、クオリティと適応力を示しました。彼女にはまだまだ成長の余地があり、今後数年での成長を楽しみにしています」と語った。

大阪府高石市出身で21歳の浜野はセレッソ大阪堺レディースのユースで育ち、トップチームデビューを飾った後、2021年夏に強豪INAC神戸レオネッサへ史上最年少で完全移籍加入。その年の冬にはチェルシーへと旅立った。

19歳での海外初挑戦となった浜野は、まずスウェーデン女子1部リーグのハンマルビーへ期限付き移籍したものの2023女子W杯前の練習で肩を負傷し、同年9月にはチェルシーへ復帰。それでも昨季は公式戦6ゴール3アシストでクラブのWSL6連覇を含む国内3冠達成に貢献した。

なお、今月6日のWSL開幕節では日本代表GK山下杏也加が守るマンチェスター・シティのゴールに決勝点を流し込み、チェルシーを勝利へと導いた。

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