ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督が盗難被害に遭った。
『CNNポルトガル』ほか複数メディアによれば、今月20日の早朝にマルティネス監督の自宅に強盗が侵入。
犯人は台所の窓を割って侵入。住宅の管理人は地下室で作業中で、異変に気がつかず。犯人が大量の金品を奪って逃走した後に、荒らされた部屋を確認した管理人が警察に通報したという。
なお、少なくとも12本の高級腕時計と様々な宝石が盗まれており、その総額は100万ユーロ(約1億7000万円)に達すると報じられているが、いまだ正式な発表はされていない。
事件当時、マルティネス監督と妻のベスさん、娘のルエラさん(11歳)とサフィアナさん(6歳)は不在だった。『CNN』によれば自宅の監視カメラ映像はなく、周囲を映した映像しかない状況で、犯人逮捕の情報はない。
マルティネス監督は2018年に行われたFIFAワールドカップのロシア大会では、日本代表を破ったベルギー代表をベスト4に導いた手腕の持ち主だ。
また、2023年よりポルトガル代表の指揮官に就任すると、UEFAネーションズリーグ制覇を達成。2026年に行われるW杯の欧州予選では、ここまで2戦2勝でグループFの首位につけている。