日本企業DMMが保有するベルギー1部リーグのシント=トロイデン(STVV)には、GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗、FW後藤啓介の日本人7選手が所属している。

今シーズンは開幕6試合負けなし(4勝2分)と好調だったが、その後は2連敗を喫している。

連敗した2試合では1点も奪えていない。

『VP』によれば、シント=トロイデンのワウター・ヴランケン監督は、0-2で敗れた21日のクルブ・ブルッヘ戦は伊藤の不在が大きかったと嘆いていたという。

「彼はSTVVにとって非常に重要な選手だ。あれほどの特別な資質を持つ選手の代わりを見つけるのは常に難しい」

日本代表経験もある27歳の伊藤は、技術に長けたMF。今シーズンは開幕から3試合連続ゴールを決めるなど主力として活躍を続けていたが、クルブ・ブルッヘ戦は軽傷のために今シーズン初の欠場を余儀なくされていた。

同紙は「天才的なプレーで試合の流れを変えられる選手(伊藤)がいなかったことが大きい。そのせいで、攻撃は予測可能になり、十分な脅威にはならなかった」とも伝えている。

伊藤は月曜からランニングを再開しており、28日に行われるヘンクとのダービーマッチに向けてコンディションを整えつつあるとのこと。

編集部おすすめ