ブンデスリーガ優勝を決めているレヴァークーゼンは12日の第33節ボーフム戦に5-0で勝利した。
レヴァークーゼンが最後に負けた昨季最終戦でゴールを決めたボーフム浅野拓磨は、先発出場するも前半20分で無念の交代。
前半15分に右サイドバックのフェリックス・パスラックが退場になると、ハイコ・ブッチャー監督は浅野をベンチに下げてDFを投入した。指揮官は「拓磨はとてもいい練習ができている。とてもフレッシュな印象だし、完全に100%に戻った」と試合前には期待を口にしていたのだが。
『Spox』では、「監督は交代を余儀なくされた。苦しみを味わったのは浅野。DF投入のために犠牲になった」、『Bild』でも「ブッチャー監督は、深い位置まで何度も侵入するなどいいプレーを見せていた浅野を“いけにえ”にした」と同情的に伝えている。
また、スカパーで解説した元ボーフムFWチョン・テセ氏も、ボーフムはいいプレーをしていたのであの退場がなければと嘆いていた。
試合後、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督はボーフム選手たちの労を労っており、浅野とハイタッチするシーンもあった。
レヴァークーゼンはこれで無敗記録が50試合に到達。残りはリーグ最終戦、アタランタとのUEFAヨーロッパリーグ決勝、カイザースラウテルンとのDFBポカール(ドイツカップ)決勝の3試合だ。
一方、ブンデス14位のボーフムは残留が確定せず。最終戦ではブレーメンと対戦する。

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