毎週木曜日に最新作が配信されている『内田篤人のFOOTBALL TIME』。
今回はクラブW杯の取材でアメリカを訪れたMCの内田篤人が、LAギャラクシーでプレーする親友の吉田麻也とのロング対談を行っている。
その中で、現在の日本代表チームについての話も。内田篤人がワントップについての話題を出すと、吉田麻也は「町野修斗に謝りたい」と切り出した。
吉田「俺、この番組を使って謝りたいんだよ。マチ、すごいね」
内田「謝るってどういうこと?」
吉田「俺がシャルケ04にいるとき、強化部に『町野を獲りたいから連絡してくれ』と言われたんだよ。
マチはその時、キール(現所属のホルシュタイン・キール)とは言っていなかったんだけど、他の(1部に)上がりそうなチームからも話があった。
俺は『そこに行っても上がれないよ。シャルケだったら2部に落ちたとしてもまた上がって来られるし、クラブの格もぜんぜん違うから、こっちがいいよ』と言った。
そうしたらマチは違うチーム(ホルシュタイン・キール)に行って、1部に昇格して。方やシャルケは2部で残留争い。すみませんでした。危うく、彼の人生を狂わせてしまうところだったよ」
町野修斗は2023年の夏に湘南ベルマーレから当時ドイツ2部を戦っていたホルシュタイン・キールへと移籍し、1年目からレギュラーとして5ゴールを決めて昇格に貢献。
さらに今季もブンデスリーガで11ゴールを記録し、チームは2部へと降格してしまったものの、個人としては大きな活躍を見せて評価を飛躍的に高めるシーズンとなった。
一方でシャルケ04は昨季2部で10位に沈み、今季はさらに14位と成績を落とし、一時は3部への降格危機に陥っていた。
結果的にはホルシュタイン・キールを選んだことが大正解であった町野に対し、シャルケを勧めていた吉田は「彼の人生を狂わせてしまうところだった」と後悔していたようだ。