
2026年W杯に向けたアジア最終予選は、10日に各地で最終節が行われた。
すでに日本代表が突破を決めていたグループCでは、2位オーストラリアと3位サウジアラビアが激突。
得失点差的に大量得点での勝利が必須だったサウジは、前半に先制するも、町田ゼルビアFWミッチェル・デュークに逆転ゴールを許して1-2で敗れると3位でのプレーオフ行きが決まった(2位オーストラリアはW杯行き決定)。
終盤にはPKのチャンスがあったが、サーラム・アル・ドサリが失敗。
33歳のアル・ドサリは代表キャップ92試合を誇る重鎮だが、今予選で3度となるPK失敗だった。
彼がPKを失敗した3試合はすべてホームゲームだったが、いずれも勝利を逃している(2分1敗)。
『Kooora』などによれば、サウジのエルヴェ・ルナール監督は、こう話していたそう。
「予選を通じてジッタ(ホーム)で3本のPKをミスしたことを想像してみてくれ。今後、これを修正しなければいけない。
技術面、フィジカル面ともに優れた強豪チームと対戦したが、全力を尽くした。勝ちたかったが、残念ながら負けてしまった。
日本とオーストラリアがW杯出場権を獲得したが、我々は今日の試合を含めて予選全体を通して、多くの勝点と決定機をふいにした。
みなさんの意見や批判は尊重するが、プレーオフでW杯出場権を獲得できると確信している」
アル・ドサリがPKを決めていればということだろうか。
サウジは10月にプレーオフを戦うことになる。