昨季、ドイツ1部のホルシュタイン・キールでシーズン11ゴールを記録した日本代表FW町野修斗。

25歳のストライカーは、チームが2部に降格したこともあり、昨季1部で10位だったボルシアMGに移籍金800万ユーロ(約13.7億円)ほどで引き抜かれた。

21歳のFW福田師王も所属するボルシアMGは17日にアトラスとのDFBポカール(ドイツカップ)、24日にはハンブルガーSVとのブンデスリーガ開幕戦が控えている。ただ、町野は故障を抱えており、アトラス戦を欠場するようだ。

『HNA』は、「アトラス戦を欠場する見込みの町野には忍耐が求められる。彼はボルシアMGが今季の移籍市場で最高額の移籍金を支払った選手だが、この日本人アタッカーはすぐには戦力にならない。ふくらはぎの故障に悩まされており、復帰への道は期待以上に困難になっている」と伝えていた。

町野は8月5日の公開練習に参加したものの、ランニングを数本しただけで、13日にピッチに立ったというが、万全な状態ではないとのこと。

ヘラルド・セオアネ監督は「必ずしも後退したわけではないが、期待通りの進歩はしていない。来週からは少しずつチームに馴染むだろう」と町野の状態について言及。

また、ボルシアMGのスポーツディレクターであるロランド・ヴィルクスも「後退ではない。ただ少し時間がかかっているだけだ。彼は新しい環境に適応する必要がある」と述べたという。

ボルシアMGは、30日のシュトゥットガルト戦後にインターナショナルブレイクに入る。

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