賞金総額1500億円のFIFAクラブワールドカップを戦っている浦和レッズ。

21日に行われたインテル戦はイタリアの強豪相手に先制するも、1-2の逆転負けとなった。

後半33分、インテルが誇る世界的ストライカーのラウタロ・マルティネスは、ゴールを背にした状態から高難度のボレーシュートを叩き込んでみせた。

ただ、インテルはラウタロがゴールを決めるまでに放ったシュート18本は全て枠外だったとか。

この圧巻ゴールで同点に追いついたインテルは、後半アディショナルタイムに20歳のバレンティン・カルボーニが逆転弾を流しこんだ。

インテルはモンテレイ相手の初戦でも先制を許した後にラウタロの得点で同点に持ち込んだ(スコアは1-1)。

27歳のアルゼンチン代表FWは、浦和戦後にこう話していた。

「最初の試合でも同じだった。我々の試合はすべてこういう感じになるだろう。

なぜなら、他の大陸から来たチームと対戦しており、彼らはいいサッカーをプレーし、全力を賭しているからだ。

相手の唯一のチャンスからまた失点してしまったことは腹立たしい。

この経験から学ぶ必要がある。このようなチーム相手には、相手のプレースタイルによって、自分たちの通常のクオリティが低下してしまうことがある。僕らは汚い仕事も厭わず、その点で成長する必要がある」

相手のペースに吞まれると、本来の力を発揮しにくいということだろうか。

一方、カルボーニは「困難な時期にずっと支えてくれた家族と彼女にこのゴールを捧げたい」と語っていた。

浦和は17日のリーベル戦に続いて連敗となり敗退が決まってしまったが、25日にモンテレイと対戦する。

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